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石垣市の「尖閣諸島開拓の歴史と自然展」について-1 -「尖閣研究」より

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 8月10日(水)19時40分26秒
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2.石垣市の「尖閣諸島開拓の歴史と自然展」について

 石垣市は、2011年1月14日~16日、「尖閣諸島開拓の日を定める条例」の制定を記念して、「尖閣諸島開拓の歴史と自然展」を開催した。準備が短期かつ初の試みにも関わらず、展示内容、構成ともに充実したものであった。展示期間3日間で、見学者が800名を超え、大好評だったという。同展は、これからの尖閣諸島に関する展示を行う際の大いに参考になろう。
 このようなことから「尖閣諸島開拓の歴史と自然展一展示概要報告」(石垣市2011.1)をもとに、展示の概要を紹介する。


(1)展示構成
 展示は1~9のテーマで構成された。
 下記に各テーマの趣旨と展示内容を示す。



 石垣市民会館展示ホール会場展示光景奥のテーブルには現物が展示



1.尖閣諸島に関する古い地図や地勢に関する論文。
 展示の導入部分にあたり、明治時代に描かれた地図を紹介、比較的古い時期に書かれた尖閣諸島各島の地勢に関する文献、黒君恒の「尖閣群島」論文などを展示。

2.尖閣諸島関連年表
尖閣諸島関連のできごとを記した年表と、それに関連した資料や古賀辰四郎の顔写真や石垣市が魚釣島に建立した領土標柱、琉球政府が建立した警告板とその作業風景などを展示。



3.日本領土編入の流れ
 明治18(1885)年の「沖縄県卜清国福州トノ間二散在スル無人島へ国標建設ノ件」など、関連する史料、及び明治28(1895)年1月14日に沖縄県の管轄として、尖閣諸島へ標杭を打つことを閣議決定し、1月21日に沖縄県に指令した資料、明治29(1896)年3月5日に勅令第133号で沖縄県への正式編入が公示されたなど、日本国の
領土へ編入されたことを示す資料を展示。



4.古賀辰四郎による開拓
 明治29年9月に古賀辰四郎へ尖閣諸島開拓の許可が下りる。のち古賀氏は藍綬褒章を受けた。



 古賀氏開拓時代の写真(「藍綬褒章下賜ノ件」添付写真)を展示



 開拓の様子が記されている「古賀辰四郎へ藍綬褒章下賜ノ件」と黒岩恒の「尖閣列島談」など当時の資料を展示。
 また中華民国9(大正9)年、駐長崎領事から贈られた「感謝状」が2通、石垣市立博物館に保管されている。当時の石垣村長豊川善佐と石垣村吏員玉代勢孫伴宛である。写真とレプリカを展示。





 右の掛け軸は豊川氏宛「感謝状」レプリカ 左は玉代勢氏宛感謝状写真



 
 
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